家具のキズ・へこみを補修する|木製家具をメンテナンス!!
木製の家具はちょっとしたことでキズや凹みがついてしまいます。
形あるものを使って生活しているのですから仕方のないことです。
ただ、そこで嘆くのはなくしっかりメンテナンスをしてあげましょう。
木製家具についてキズや凹みは、専用の補修材を使うことで簡単に直すことができます。
愛着のある家具をきちんと補修して大切に使っていきましょう。
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家具の日ごろのお手入れ方法
家具は常にキズや汚れのリスクにさらされています。
普段からワックスなどでお手入れをしていると、よりいっそう長持ちさせることができます。
家具用ワックス
スプレータイプの家具専用ワックスです。
水拭きしてよく乾かしたあと、木部に噴射してウエスで薄く塗り広げます。
定期的にワックスすることで家具をキズから守ります。
家具用お掃除シート
洗剤の成分を含む家具ウェットシートです。
これで木部を拭きあげると表面につややかな光沢が出て、汚れがつきにくくなります。
家具の「小さなキズ」を補修する
木製家具の表面についた細くて小さなキズは案外目立ちます。
着色するタイプの補修材で塗ってキズを隠してしまいましょう。
ペンタイプ補修材を使う
フローリングのキズ補修に使うペンタイプ補修材は、木製家具にも使うことができます。
いきなり濃い色で塗ると、かえって目立ってしまうので、薄い色を塗り重ねて色を近づけるよとよいです。
キズが木目にかかっている場合には、別の色で木目を描いたうえで、やわらかいスチールウールでこすってぼかすときれいに仕上がります。
ボトルタイプ補修材を使う
やや深いキズには、粘度が高いボトルタイプの補修材がおすすめです。
色の近いものを選んで、ボトルをよく振ってからフタについた筆で着色します。
家具の表面の色あせにも効果的です。
家具の「大きなキズ・凹み」を補修する
テーブルの天板などにできた大きなキズや凹みは、着色するタイプの補修材では直せません。
樹脂タイプの補修材を電熱コテで溶かして埋める、フローリング用の補修用品が役に立ちます。
フローリング補修キットは、樹脂タイプ補修材と電熱コテがセットになった補修用品です。
① キズのフチをならす
キズのフチが盛り上がっている場合には、歯ブラシの柄など固くて丸いものを押し当てて、フチをなめらかにならします。
② コテで補修材を溶かして流し込む
熱した電熱コテの上で樹脂タイプ補修材を溶かします。
補修する箇所と色合いが近くなるように、複数の色を竹串で混ぜて使っても構わないです。
色が決まったら、補修箇所に補修材を流し込みます。
補修材は数秒で冷えて固まります。
③ 耐熱保護材を塗る
電熱コテを当てたときに、キズの周囲が熱で変質しないように、キットに付属されている耐熱保護材をたっぷりと塗ります。
④ コテで平らにならす
コテを使って補修箇所を平らにならします。
コテを補修箇所の表面に当てて力を入れずに引くと、余分な補修材がすくい取れます。
コテの先をウエスなどでこまめに拭き取りながら作業するとよいです。
⑤ 木目を描く
木目をまたぐキズの場合には、補修材が固化したあとにペンタイプ補修材を使って木目を描き足すとさらに自然な仕上がりになります。
イスのきしみを改善する
座ったときにギシギシときしんだ音をたてるイスは、接合部にわずかなすき間ができていることが多いです。
接合部に専用の充填材を注入してしばらく置くと、充填材が固化してきしみを解消できます。
イスによる床のキズつき防止
フローリングの上でイスを引きずると床にキズが残ってしまうので、イスの脚に装着できるキズつき防止用品を利用すると床のキズを防ぐことができます。
キズつき防止用品には、イスの脚にはめ込むキャップ式のものや、粘着テープで脚の裏面に貼るタイプのものがあります。