テレビアンテナの取り付け方法
テレビの映りが悪いと不快なだけでなく目を悪くすることもあります。
その映りの悪さを改善するためには、アンテナを購入して取り付けることで解消できる場合があります。
さらに、BS用、CS用のアンテナをつけることで見ることのできるチャンネルを増やすこともできます。
今回は、テレビアンテナの取り付け方法を紹介します。
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テレビアンテナの種類
通常、テレビを見るためには地上デジタルテレビ放送(地デジ放送)の電波を受信するアンテナが必要です。
一般的に屋根の上に設置されている八木式アンテナか、最近多くなってきたデザインアンテナのどちらかを設置します。
また、BSやCSといった衛星放送を見る場合には、さらに専用のアンテナを設置する必要があります。
アンテナ関連パーツ
隙間配線ケーブル
屋外のアンテナケーブルをサッシの隙間を使って室内に取り込みできるケーブルです。
屋外用分配器
屋外のアンテナケーブルからTV電波を2つに分けることできます。
UHF増幅器
テレビを増設したときなどに起こるテレビ信号のレベル低下を補います。
チェッカー
電波の強さを調べることができます。
分波器
1本に混合されたCS、BS、UHF、VHFなどの電波を、2系統のCS、BSとUHF、VHF電波に分けることができます。
テレビ接続ケーブル
テレビアンテナや壁面のテレビ端子とテレビを接続するケーブルです。
分配器
室内で電波を2つに分けるときに使います。
中継プラグ
同軸ケーブルを小型テレビのアンテナ端子に接続するときに使います。
アッテネーター
テレビの電波が強くて受信状態がよくないときに使います。電波の強さに合わせて種類があります。
地デジアンテナの取り付け方法
① 設置場所を決める
家庭用の地デジ放送電波はどこでも受信できるように電波の発信場所が全国各地にあります。
地デジは電波の指向性が高いため、その発信場所にアンテナの向きを合わせることが重要です。
少し外れると十分な電波を受信できなくなります。
ご近所の地デジアンテナを参考に同じ方向に合わせるのもひとつの方法で、場所と方角が決まったらアンテナを取り付けます。
今回は、ベランダ手すりに付属の専用金具で固定する方法を紹介します。
② アンテナにケーブルを接続する
アンテナの端子にTV接続ケーブルを取り付け、その先をテレビのアンテナ端子に差し込みます。
これで地デジ放送を見ることができます。
BSアンテナの取り付け方法
① 設置場所を決める
ベランダのてすりに取り付ける方法を紹介します。
設置する場所は、正面に大きなビルや障害物がなく空が見渡せる場所を選びます。
方角は南南西で、午後2時ごろに太陽がある方向が目印になります。
近所のBSアンテナを参考に同じ方向に合わせると合わせやすいです。
② アンテナの角度を決める
金具の取り付けが完了したらアンテナの仰角を合わせます。
住まいの地域に合った角度に合わせて固定ボルトを締めます。
③ アンテナにケーブルを接続する
アンテナの端子にTV接続ケーブルを取り付け、その先をテレビのアンテナ端子に差し込みます。
これで、BS放送を見ることができます。
④ 調整する
BSアンテナの調整は、テレビにBS番組を映して確認しながら、一番移りの良い場所を探します。
手順は、アンテナをほんの少し動かし5秒ほど待ってテレビの画面を確認します。
この繰り返しで微調整を行います。
アンテナを取り付けた手すりが垂直でない場合には、仰角も微調整してください。