室内壁の塗装のしかた|部屋の壁を好みの色に塗り替えましょう!!
部屋の壁を好みの色に塗り替える。
そんなことはなかなか考えもしないことです。
でも、DIYに慣れてくると壁の塗り替えをされる方は結構いらっしゃいます。
実際に、室内壁の塗り替えは壁紙の上から水性塗料を塗るだけの作業です。
新しく壁紙を張り替えるよりもずと手軽に部屋の雰囲気を大きく変えることができます。
ほんの少しのコツさえ押さえれば、初めて挑戦する人でもムラなくきれいに仕上げることができるので興味がある方はぜひ挑戦してみましょう!!
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壁紙の塗装作業について
一般的な「ビニール製の壁紙」には上から塗料を塗ることができます。
次に模様替えをするときには、別の色を重ねて塗るか、壁紙を張り替えても問題ありません。
使用する塗料は「室内用」と表示のある水性塗料を使用します。
なお、布製や紙製の壁紙には塗料を塗ることができないので、塗装作業をする前に確認しておくことが重要です。
塗装作業の準備
塗装作業を行うときには、まずそのための準備を行います。
カーテンなどをすべてはずしたうえで養生をします。
また、必要な場合には壁の補修を行います。
① 養生する
壁の下の床はマスカーを隙間なく広げておきます。
窓やドアの枠などは、マスキングテープを貼り付けて覆います。
テープは隙間に塗料が入り込まないように指で押さえて密着させます。
また、天井や塗装しない壁のキワは、テープを2列重ねて幅広く貼るとよいです。
コンセントや照明スイッチは、ドライバーを使ってプレートと台座をはずし、塗料がつかないようにマスキングします。
② 隙間や穴を補修する
ネジ穴や壁紙のめくれが目立つ場合は塗装を行う前に補修が必要です。
壁にあいた穴は、補修用充てん材を注入して平らにならします。
壁紙が剥がれているときには、壁紙用のノリで剥がれた部分を補修します。
天井と壁のキワにひび割れや隙間がある場合は、コーキング材を注入して埋めます。
補修材が完全に乾いてから塗装作業に移ります。
塗装作業をする前に塗装のコツを伝授
塗装を行うときのちょっとしたコツを紹介します。
これらのポイントを心掛けることで、作業が効率的にできるだけでなくよりきれいに仕上げることができます。
マスキングテープできれいに仕上げる
塗装面のキワにマスキングテープを貼って養生するときは、塗装する壁にマスキングテープがはみ出さないように注意します。
キワに沿って密着するように貼ります。
新しいスジカイバケを使うときには…
塗装中にハケの毛が抜けると、塗膜に残ってきれいに仕上がりません。
そのため、新しいスジカイバケは最初に抜け毛の処理を行います。
指でハケをもんでから、両手で回して抜けそうな毛を取り除きます。
塗料缶はよく攪拌する
塗料缶の中で塗料が分離している場合があります。
きちんとフタが閉まっていることを確かめた上で、よく振って中身を撹拌させてからバケットなどの容器に移し替えて使います。
塗装を中断するときは
乾燥を待つ場合など塗装作業を中断するときには、塗料とローラーが乾燥してしまわないように、塗装用バケットごとマスカーで覆って密封しておきます。
壁を水性塗料で塗装する
塗装作業に向くのは気温と湿度が高すぎない晴れた日で、極端に気温が低い日は不向きです。
作業時は汚れてもいい作業着とビニール手袋を着用して作業し、室内の換気もしっかり行います。
① 壁のキワを塗る
はじめに、ローラーバケでは塗ることができない壁と天井のキワをスジカイバケで塗ります。
ハケに塗料をつけすぎると垂れてしまうので、ハケの先に適量を含ませて均一に塗り広げます。
窓やドアの枠まわり、コンセントやスイッチプレートまわりも同様にスジカイバケで塗ります。
② 広い面を塗る
次に、ローラーバケに持ち換えて広い面を塗ります。
ローラーに塗料をたっぷり含ませてから、専用バケットの網の上で転がして余分な塗料を落としましょう。
壁にローラーを当てて、下から上に動かすように一定方向に塗り進めます。
あとで二度塗りするので、多少のムラは気にしなくて構いません。
③ 乾燥後、二度塗りする
1~2時間ほどおいて塗膜の表面が乾燥したら、ローラーバケで二度塗りを行います。
方法は一度目とまったく同じです。
塗りムラができないように、塗膜を均一の厚さにすることを意識して塗ります。
④ マスキングテープをはがす
二度塗りが終わったらマスキングテープをすべて取り除きます。
完全に乾いたあとでは、テープと一緒に塗膜の一部が剥がれてしまうおそれがあるので、生乾きのうちにやさしく剥がすようにします。
この状態で1日乾燥させれば作業完了です。