道具・知識

電動工具の基礎知識|DIYをもっと身近に!!

8888

最近、DIYが多くの方に認知されるようになり、電動工具の貸し出しを行うホームセンターも増えてきました。

さまざまな電動工具を利用することで、あらゆるDIY作業も手軽に行えるので女性も気軽にDIYを行うようになっています。

電動工具はより効率的に作業ができるのが利点ですが、興味があっても「なんだか怖そう」「使い方が難しそう」と敬遠される方もいます。

そんな方のために、電動工具にはどのようなものがあるのかを紹介していこうと思います。

この記事を読んで興味が出た方はDIYを始め、マイホームの補修やメンテナンスにも気軽に挑戦してみましょう。

暮らしのサービスをオンライン予約!!

ハウスクリーニングや家事代行、不用品回収、引越しなどの暮らしのサービスをオンラインで予約するなら『くらしのマーケット』!!

サービスを利用したユーザーの口コミ、満足度や具体的なサービス料金で簡単・便利に徹底比較できます。

  • インターネットで事前に料金がわかる
  • 充実の口コミで信頼できる店舗を探せる
  • 自分にぴったりのサービスが見つかる

紹介する電動工具と電動工具を購入するときのポイント

今回紹介する電動工具は以下のものになります。

電動工具を購入するときは…

大型のホームセンターでも電動工具の貸し出しを行っているので、そのホームセンターでDIY作業を行えば事足ります。

ただ、自分の家で作業を行いたい方もいます。

そのような方は、欲しい電動工具を購入するわけですが、電動工具を選ぶ際にもポイントがあります。

闇雲に電動工具を購入しても失敗してしまうので、失敗しないようにしっかりとポイントを押さえて購入しましょう。

ポイント① 電源の種類を気をつける

充電池を搭載したコードレス製品は、コードがないぶん取り回しが楽に行えるのが利点です。一方、コンセントに差して使用する製品は、事前の充電が不要で作業中のバッテリー切れの心配もないという長所があります。

ポイント② 重量に気をつける

あまりにも工具が重いと力が弱い人にとっては使いづらく感じてしまいます。充電池の種類などにより、製品ごとに重量は大きく差があるので、売り場で実際に確かめてから購入しましょう。

ポイント③ 充電時間に気をつける

バッテリータイプの製品はフル充電に時間がかかるものもあります。どのくらいの充電時間で、どのくらい使用できるかなどを調べて購入しましょう。

ポイント④ 作業音に気をつける

工具を使用しているときの音は意外に響きます。ホームセンターでは気にしなかった作業音も、自宅では響いてしまい近所迷惑になってしまうこともあります。購入前に住宅街や集合住宅で使用できるかお店の方に確認しておきましょう。

電動工具の基礎知識

トリマー

トリマーは、木材の掘削加工ができる電動工具です。

面取り、溝掘り、飾り彫り、ホゾ組みなどの作業に役立ちます。

より正確な細工をするためには、専用のガイドを併用する必要があります。

トリマー本体

電動工具の基礎知識|DIYをもっと身近に!!

トリマーのビットの種類

トリマービットは、穴や溝を掘るのに使う穴掘り用ビットと、面取りを行う面取り用ビットの2種類に大きく分けられます。面取り用ビットは、できあがりのデザインごとに形状が異なります。

① 面取り用ビット

飾り面取り用のビットにはさまざまな形状のものがあります。下の画像は曲面に仕上げるボーズ面取りビットです。

電動工具の基礎知識|DIYをもっと身近に!!
② 穴彫り用ビット

板の表面に穴や溝を掘るためのストレートビットです。穴の深さは、ガイドの高さ(=突き出したビットの長さ)で調整します。

電動工具の基礎知識|DIYをもっと身近に!!

↑↑↑「電動工具リスト」に戻る

ドライバードリル

ドライバードリルは、先端工具のビットを交換することで、ネジ締めと穴開けの2つの作業を行うことのできる電動工具です。

スイッチを押すだけで、長いネジを難なくねじ込むことができるので、何本もネジ締め作業が必要なときには必須の工具です。

幅広い作業に使える上に扱いが比較的簡単なドライバードリルは、初心者がはじめに購入するのにおすすめの電動工具です。

電動工具の基礎知識|DIYをもっと身近に!!
電動工具の基礎知識|DIYをもっと身近に!!

ドライバードリル本体

電動工具の基礎知識|DIYをもっと身近に!!

ドライバードリルのビットの種類

先端工具のビットは、「ネジ締め用のドライバービット」と「穴開け用のドリルビット」の2種類です。ドリルビットには、ネジの下穴専用の下穴ビットや金属板の穴開けに使う鉄工用ビットなどがあります。

電動工具の基礎知識|DIYをもっと身近に!!

↑↑↑「電動工具リスト」に戻る

インパクトドライバー

インパクトドライバーは、ドライバードリルに打撃性能を加えた電動工具です。

金づちで叩くように、ネジに打撃を加えながら回転するので、硬い材に長いネジを連続して締めることができます。

そのため、ウッドデッキの製作などパワーが必要な作業に向いています。

ただ、ドライバードリルのようなクラッチ機能はなく、また、細いネジを締めたり穴開けをしたりといった正確性が必要な作業はやや苦手です。

電動工具の基礎知識|DIYをもっと身近に!!

インパクトドライバーの本体

電動工具の基礎知識|DIYをもっと身近に!!

↑↑↑「電動工具リスト」に戻る

ジグソー

ジグソーは、ブレードが上下に動くことで材を切断する電動工具です。

のこぎりよりも高速で切れる上にきれいな曲線切りなどもすることができ、板の角を丸く落としたり窓抜きをしたりすることもできます。

ジグソー切断できる材の厚さは機種やブレードの種類によって異なるので、材に合わせてジグソーの機種やブレードを選択する必要があります。

製品によっては、ブレードを前後運動させて切断能力をアップするオータビル機能が搭載されたタイプのものもあります。

ジグソー本体

電動工具の基礎知識|DIYをもっと身近に!!

ブレードの種類

ブレードには、木工用のほか金属用やプラスチック専用のものもあります。また、直線を切るための厚刃タイプや、曲線をきるための薄刃タイプがあります。

電動工具の基礎知識|DIYをもっと身近に!!

チャック(付け根部分)の種類

チャックの形状は2種類あります。製品によって装着可能な形状が決められているので確認して選ぶ必要があります。

電動工具の基礎知識|DIYをもっと身近に!!

↑↑↑「電動工具リスト」に戻る

サンダー

サンダーは、サンドペーパーを取りつけたパッドが振動して材を磨く電動工具で、塗装前の研磨などに使用します。

広い面などを研磨する際に、手で磨くよりも早くきれいに仕上げることができます。

パッド部分が四角い「オービタルサンダー」、パッド部分が円形の「ランダムサンダー」、パッド部分が三角形の「デルタサンダー」などの種類があります。

  • パッド部分:四角→「オービタルサンダー」
  • パッド部分:円形→「ランダムサンダー」
  • パッド部分:三角→「デルタサンダー」

機種によっては、木の粉を吸い取る集塵機能付きのタイプや、ノズルを通して集塵機と接続できるものもあります。

サンダー本体

電動工具の基礎知識|DIYをもっと身近に!!

パッドの種類

集塵機能があるサンダーには、穴が開いた専用サンディングペーパーを使用します。サンディングは、目の粗さを変えて複数回作業することできれいに仕上げることができます。

電動工具の基礎知識|DIYをもっと身近に!!

↑↑↑「電動工具リスト」に戻る

丸ノコ

丸ノコは、チップソーと呼ばれる円盤状の刃を回転させて材を切断します。

直線をきれいに切断する能力に優れているので、家具を作るときなどより正確な切断が求められる場合に活躍します。

初心者が使用するときにはやや危なそうな印象を受けますが、ルールを守り作業をすればそこまで難しい取り扱いが必要な電動工具ではありません。

作業音が大きく木の粉がたくさん出るので作業環境を選ぶ必要があります。

丸ノコ本体

電動工具の基礎知識|DIYをもっと身近に!!

交換刃の種類

専用刃のチップソーは、基本的に直径はすべて共通で、木材、金属、塩ビなど素材別に使い分けます。

電動工具の基礎知識|DIYをもっと身近に!!

↑↑↑「電動工具リスト」に戻る

ディスクグラインダー

ディスクグラインダーは、回転するディスクを材に当てて、「研磨」と「切断」両方の作業を行うことができる電動工具です。

木材の粗削り、仕上げ研磨から、金属、レンガ、ブロック、コンクリートの切断、さび落としまでさまざまな目的で使うことができます。

中~上級者向けの工具で、使用頻度はそれほど高くありません。

ディスクグラインダー本体

電動工具の基礎知識|DIYをもっと身近に!!

ディスクの種類

機種によって、ディスクの直径が100~180㎜まで複数のサイズがあります。木材のサンディングに使う研磨用ディスク、レンガやタイルを切断するダイヤモンドカッター、さび落としに使用する専用ワイヤーブラシなどの種類があります。

ディスの種類用 途
研磨用ディスク木材のサンディング
ダイヤモンドカッターレンガやタイルを切断
専用ワイヤーブラシさび落とし

研磨用ディスクはディスク面を材に押し当てて使用し、切断用ディスクは刃を材に垂直に当てて使用します。

電動工具の基礎知識|DIYをもっと身近に!!

↑↑↑「電動工具リスト」に戻る

記事URLをコピーしました