ドアクローザー・ドアストッパーの取り付け方法|初心者向けに分かりやすく解説!!
ドアクローザーは開いたドアが自動的に一定の速度で閉まるようにするものです。
ドアストッパーはドアを開いたままにしておくことができるようになります。
通常、玄関ドアに設置されているのが一般的ですが、木製の扉であれば、室内ドアや勝手口にも設置することができます。
お好みで取り付けてみましょう。
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ドアクローザー
ドアクローザーの構造
ドアクローザーは、ドア扉に取り付ける本体とドア枠に取り付けるブラケット、それを連結するアームとリンクで構成されています。
油圧式の減速装置のはたらきにより、ドアが勢いよく閉まるのを防ぐことができます。
設置するドアクローザーのサイズは、ドアの大きさ・重さによって変わります。
室内ドアの多くは、一番小さくて軽いサイズの製品で対応できます。
ほとんどの製品は、右開きと左開きのドアのどちらにもとりつけできる兼用タイプです。
ドアクローザーの種類
スタンダード型ドアクローザー
ドアを引く側の扉面に取り付けるタイプのものです。扉を閉じたときに、アームはドアに対して垂直になります。ドアクローザーが邪魔になるため、180度に開くことはできません。また、90度の位置に壁があると取り付けできません。
パラレル型ドアクローザー
ドアを押す側の扉面に取り付けるタイプのものです。扉を閉じたときにアームはドアに対して平行になります。玄関ドアなどに多い、もっとも一般的なドアクローザーです。
ドアクローザーのメンテナンス
ドアクローザーが以下のような状態にあるときにはメンテナンスを行いましょう。
開閉のときに音がする
開閉時にギーギーと音がする場合には、本体とアーム、リンク、ブラケットの連結部の固定ネジが緩んでいないか確認したうえで、潤滑油をスプレーします。
油もれする
ドアクローザー本体から黒い油が漏れている場合には、ドアクローザーの寿命だと考えられます。新しいドアクローザーに交換しましょう。
室内ドアにドアクローザーを取り付ける
ドアクローザーには、取り付けネジの位置が分かりやすい型紙が付属されています。
今回は、パラレル型のドアクローザーを設置方法を例に挙げて紹介します。
① 型紙を当てて下穴を開ける
製品に付属する型紙を使って、ドア枠と扉それぞれにネジ穴の位置を正確に印をつけます。型紙をはがして、キリなどでネジの下穴をあけます。
ドアが右開きと左開きのどちらなのかによって、またドア枠の形状によって使用する型紙の種類が違います。詳しくは各製品の取り扱い説明書を確認します。
② 金具をネジ止めする
下穴の位置を目安にして、ドア扉に取りつけ板を、ドア枠にブラケットを、それぞれネジ止めします。
③ ドアクローザーにアームを取り付ける
ドアクローザーの本体にアームをはめ込み、結合ネジをドライバーかモンキーレンチでしっかりと締め付けます。ドアが開く方向によって、アームを取り付ける向きを変える必要があるので注意が必要です。
④ ドアクローザーを取り付ける
取りつけ板に本体をネジ止めします。アームを手前に引いて、リンクをブラケットに結合して、付属のネジまたはナットを締めつけて固定します。ドアがきちんと開閉するか確認してみます。
⑤ カバーをはめ込む
製品によっては、本体にカバーをはめ込むタイプのものもあります。ドアの開閉速度を調整したうえで、カバーをつければ作業完了です。
ドアクローザーの調整
ドアクローザーには、扉が閉まる速度を調節する機能があります。
速度を変えるには、プラスドライバーで本体側面の速度調節ネジを回します。
ネジを右に回すと扉が遅くし閉まり、左に回すと早く閉まります。
油圧のはたらきを利用しているため、夏と冬で油の粘度が変化して速度が変わることがあります。
第1区間、第2区間、ラッチング区間の扉が閉まる速度をそれぞれ調整することができます。
製品によっては、1区間のみ速度調整できるタイプもあります。
ドアストッパー、戸当たり
ドアストッパーを取りつける
換気や荷物の運搬のためにドアを開いたままにしたいときには、ドアの下部にドアストッパーを取りつけると便利です。
はじめにドアの汚れをよく拭きます。
粘着テープのはくり紙をはがし、ドアに貼り付けます。
製品によっては、マグネットで取りつけるタイプもあります。
ネジを緩めるとホルダーが上下にスライドします。
ホルダーが床に突っ張る位置でネジを締めなおして固定します。
マグネットタイプの場合は、ホルダーをスライドさせる機能はありません。
戸当たりを取りつける
ドアを勢いよく開けたときに、ドアやハンドルが壁にぶつかることがあります。
ノブが故障したり、壁が傷ついたりする原因となるので、戸当たりを取りつけてこれを防止します。
設置場所に応じて戸当たりの形状や素材はさまざまです。
設置方法もネジや粘着テープなど種類があります。