室内壁のはがれ・やぶれ・穴を補修する|壁紙(クロス)をきれいにメンテナンス!!
生活の中で起こしてしまう壁紙のはがれややぶれ、穴。
これらは気を付けていても防ぎようがありません。
そのままにしていてもよいのですが、見た目が悪いだけではなく、さらに壁が傷んでしまうこともあります。
気づいたときに適切に補修をするように心掛けましょう。
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室内壁の「めくれ・はがれ」を補修する
壁紙の継ぎ目部分が浮いたりはがれたりすることがあります。
これらは、補修用の接着剤で貼り直しておきましょう。
① 汚れを拭き取る
壁紙の裏や壁に汚れや古い接着剤がついていると、きれいに貼り直すことができません。
固く絞った布巾できれいに水拭きしてよく乾かします。
② 接着剤を塗る
めくれた壁紙の裏に、壁紙用の接着剤を均一に塗ります。
めくれの大きさや場合によっては、爪楊枝などを使うと上手に塗ることができます。
③ 貼り付けて密着させる
接着剤を塗ったらすぐに壁紙を貼り合わせて壁紙用ローラーで圧着します。
接着剤がはみ出したら、すぐに固く絞った布巾で拭き取りましょう。
壁紙にめくれ癖がついている場合は、接着剤が乾くまでマスキングテープでとめておくとよいです。
小さな穴を補修する
ネジや画鋲の跡は、そのままにせずにその都度補修するように心掛けましょう。
補修には専用の補修グッズを使用すると便利です。
充填材で埋める
壁にあいた穴を補修するには補修用充填材を使用します。
穴に補修材を注入して付属のヘラでたいらにならします。
ネジ穴補修のときには穴の周囲が盛り上がっていることがあります。
補修材を入れる前に、穴の周囲をヘラで押さえてならしておきましょう。
補修シールで隠す
手軽に補修したい場合には、専用の補修シールを貼るとよいです。
シールの角をハサミで丸く切っておくと補修箇所がはがれにくくなります
穴だけでなく、壁紙について落とせない汚れなどもこの方法で隠すことができます。
大きなやぶれを補修する
壁紙が大きくやぶれている場合には、壁紙を部分的に貼り替えるのがよいです。
模様替えなどで壁紙を貼り替えるときには、補修用に切れ端を保管しておくのがおすすめです。
① 壁紙を切る
補修箇所と同じ種類の壁紙を用意して、やぶれた部分が完全に隠れるようにマスキングテープで仮止めします。
柄ものの壁紙の場合には柄をぴったり合わせて貼ります。
スチール定規とカッターナイフを使って壁紙を四角く切り取ります。
② 切った壁紙をめくる
テープで仮止めした壁紙をいったんはがして、余分な箇所をすべて取り除きます。
固く絞った布巾で補修箇所を水拭きし汚れや古い接着剤を拭き取ります。
貼り直す際に、上下左右を間違えないように切った壁紙の裏面に目印を書いておくとよいです。
壁の下地に穴があいたり凹凸ができたりする場合は、壁紙を貼る前にパテなどで捕手が必要です。
③ 貼りつける
壁紙の裏面に専用の接着剤を塗り、補修箇所に正確に合わせて貼り付けます。
壁紙用ローラーを転がして、気泡を押し出すようにして壁と密着させます。
はみ出した接着剤は、固く絞った布巾で拭き取ります。
半日ほどおいて接着剤が完全に乾いたら作業完了です。
漆喰・石膏プラスター壁を補修する
漆喰や石膏プラスターの壁にひび割れや穴、柱との間の隙間ができてしまっときには、漆喰や補修用パテを使って埋めます。
ひび割れを埋める
① はがれそうな欠片を取り除く
ひび割れの周囲をマイナスドライバーなどで少し削って、はがれそうな欠片を取り除きます。
② 漆喰を準備する
粉末状の漆喰を容器にあけて、水を少しずつ加えながらかき混ぜます。
③ 補修箇所を埋める
筆などでひび割れ箇所に水分を含ませてから、漆喰を補修箇所に埋めます。
④ ヘラでならして乾かす
ヘラを使って平らにならし、1日おいて完全に乾かします。
大きな穴を埋める
深くて大きな穴があいてしまったら、漆喰よりも室内用の補修用パテを使って補修を行います。
パテにはそのまま使えるタイプと水で練るタイプがあります。
一度に埋めると乾燥したときに補修箇所が縮んで表面に凹みが残るため、穴の大きさにもよりますが、2~3回に分けてパテ埋めします。
濡らした布巾などで穴の内側と周囲を湿らせてから、ヘラでパテを塗りつけます。
凹凸が目立つようなら、完全に乾いてからサンドペーパーで削ってならします。