住まいの地震対策|地震発生時の住まいの安全対策をご紹介!!
日本は地震の多い国です。
もし、地震が起きたときに「割れたガラスでケガをした」「倒れた家具の下敷きになって動けなくなった」ということのないように、日頃からしっかり地震対策を行っておきましょう。
いつ起こるかわからないからこそ、いざというときのために常日頃から対策を行っておくことが大切です。
今回は、地震が起きたときに家の中で起こりえる被害を防止するための対策を紹介していきます。
楽天市場ランキングで第1位を獲得した防災リュック。防災士が考えた災害時に必要なものが揃っているものです。どのようなものを用意すればよいかの確認にもなりますので一度見てみましょう!!
住まいの地震対策グッズ
今回紹介する住まいの地震対策グッズは以下のものになります。
- 家電製品の転倒防止
- ガラスの飛散防止
家具の転倒防止対策
L字金具
壁に金具を取り付けて、食器棚やタンスなど家具の転倒を防止します。
L字金具の種類
粘着シールタイプ
壁と家具それぞれに付属の両面テープで固定します。
ネジタイプ
金具を壁の下地材と家具にそれぞれでとめます。
棚受け金具
通常は棚板を載せるための金具ですが、ネジタイプと同様に使えます。
L字金具の取り付け手順
① 壁の下地を探す
下地探しを使って壁の下地(間柱)を探します。
② キリで下穴を開ける
下地に合わせて金具のネジ位置にキリで下穴を開けます。
③ L字金具をネジ止めする
L字金具を当て、ネジ止めします。
④ 壁と家具をネジ止めする
壁と金具をそれぞれネジ止めして完成です。
つっぱり器具
家具や冷蔵庫など、天井のすき間がある場合に使います。
つっぱるタイプなので、天井面の梁やコンクリートなどがしっかりしていることが重要です。
つっぱり器具は必ず家具の左右2か所に取り付けます。
つっぱり器具の取り付け手順
① 伸縮棒を上下させる
天井までの隙間がぴったりになるように伸縮棒を上下させます。
② 固定ピンで固定する
固定ピンで伸縮棒を固定します。
家具安定板
合成樹脂やゴムでできている安定板を家具と床の間にはさんで使います。
家具安定板の取り付け方法
家具の手前を少し持ち上げて安定板をはさみ込みます。
家電製品の転倒防止対策
転倒防止チェーンベルト
壁に取り付けたチェーンベルトやボルトで、テレビ、オーディオなどの転倒防止をします。
壁には器具をネジで固定します。
ゴムパッド・ジェルパッド
ゴムやジェル製のパッドを家具やテレビの下に敷いて使います。
下面の形状に合わせて2~4個使います。
戸棚の飛び出し防止対策
ラッチ
食器棚、吊り戸などの扉の開きを防止します。
両面テープやネジで固定するものがあります。
すべりどめシート
食器の下などに敷いてすべり防止をします。
敷く場所に合わせて、ハサミなどでカットして使用します。
ガラスの飛散防止対策
地震の揺れでガラスが割れることがあります。
そのとき、飛び散った破片でケガをする危険があるので対策が必要です。
ガラス飛散防止フィルム
透明なフィルムなので貼ってあることは分かりにくいのが特徴です。
ガラス戸の内側に貼って使います。
ガラス飛散防止フィルムの貼り方
① フィルムをカットする
ガラスの寸法を測り、そのサイズより周囲2㎝程度大きくフィルムをカットします。
② ガラス面の準備をする
ガラスをきれいに拭いてから、ガラス面に水をスプレーします。
③ ガラス面にフィルムを貼り付ける
フィルムの裏紙をはがし、水をスプレーしながらガラス面にフィルムを貼り付けます。
④ 水と空気を追い出す
付属のヘラなどで、中心から外側に向かって水と空気を追い出すように密着させます。
⑤ 余分なフィルムを切り取る
カッターナイフで余分なフィルムを切り取ります。ガラスの周囲にゴムがある場合は、定規を当てて、ゴムに傷をつけないようにします。