害虫・害獣への対策方法|シロアリ・スズメバチ・ゴキブリ・キクイムシ・ネズミ・カラス
住まいに害を与える虫の中で最も有名なものがシロアリです。
シロアリは地中から家の内部に侵入し、土台や柱などの構造材を食い荒らしていきます。
そのため、長くマイホームに暮らしていくためにはシロアリ対策は必須です。
その他にも、生活環境を荒らす害虫や害獣はたくさんいます。
日頃から家の内外をしっかり点検し、害虫や害獣を発見したときにはすぐに駆除処理を行いましょう。
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害虫・害獣への対策
今回、対策を紹介する害虫・害獣は以下のものになります。
シロアリ
シロアリによる被害
シロアリによる被害にいちばんあいやすい場所は、住宅の木部と地面との距離が近い部分で、床下や建物外周、屋外にある小屋やフェンスなどになります。
毎日水を使う浴室や玄関も要注意です。
また、屋根部分で雨漏れがあると、湿気を好むシロアリは屋根裏まで上ることもあるので注意が必要です。
シロアリの発見方法
シロアリは木粉や細かな土砂を固めて蟻道を作ります。
そのため、家の周囲を注意深く点検し、その痕跡がないかを確認します。
それに加えて、春先から初夏にかけては羽アリが群れをなして飛び回るので、羽アリを見つけたときも注意が必要です。
シロアリを防ぐ方法は?
シロアリを防ぐためにもっとも効果的な方法は、新築時に基礎部分や地面から1mぐらいの木部すべてに土壌用防蟻剤を散布しておくことです。
既存住宅では、シロアリが好む木材を置かないことと、家の周囲に土壌用防蟻剤を散布することで対策になります。
シロアリを駆除する方法は?
蟻道や生息場所を見つけたら、殺虫剤を噴射して侵入を防止します。
ただし、これで完全に退治できるわけではないので、専門業者に依頼をすることが大切です。
スズメバチ
スズメバチは、軒先や天井裏、壁の隙間、庭木や土の空洞などに巣を作ります。
気づかずに巣のそばに近寄ると襲われることがあり大変危険です。
完全に駆除するには専門業者に依頼が必要です。
スズメバチの駆除は、皮膚を露出させないように防護服、防護メガネ、スズメバチの針を防ぐ手袋など、万全の体制で作業を行います。
ゴキブリ
ゴキブリを駆除するときには、通り道になるような場所に捕獲機を置きます。
捕獲機は1つよりも3~4個を一度に使うと効果的です。
たま、通り道にはゴキブリ用殺虫スプレーを噴霧しておくのも効果があります。
ゴキブリ専用捕獲機
ニオイでゴキブリを誘い、粘着シートで捕獲します。
ゴキブリ専用毒餌剤
ホウ酸を有効成分とし、直接食べたゴキブリだけでなく、食べて巣に戻ったゴキブリのふんやその死がいからも効果を発揮することができます。
キクイムシ
キクイムシは、ラワン材やナラ材などにつき、その幼虫が木の中で食害を起こします。
1㎜ぐらいの穴があいていたり、木の粉が噴出している場合は注意が必要です。
成虫になると、木材の表面に穴をあけ飛び出してきます。
虫穴を発見したらすぐに防除対策をしましょう。
キクイムシ専用殺虫剤
虫穴を発見したらスプレーを注入します。
周囲部分にもキリで穴をあけて注入しておくと安心です。
木工用パテ
スプレーを噴霧するためにあけたキリ穴や虫穴が気になるときには、木工用パテで埋めておくと穴が目立たなくなります。
ネズミ
ネズミはイエダニや病原菌を媒介したり、配線をかじって漏電の原因にもなるため、ネズミの気配を感じたら早急に駆除をしましょう。
殺鼠剤や捕獲機を使うときには、他に餌になるものを置かないことがコツになります。
捕獲できないときでもあきらめずに4~5日は様子を見ましょう。
ネズミ専用捕獲機
粘着タイプの捕獲機でネズミの侵入口や通り道に設置します。
殺鼠剤
殺鼠剤は4~5日間連続して食べさせることで効果を発揮します。
ペットや赤ちゃんが間違って口にしないように注意が必要です。
カラス
カラスは動いているものは苦手という習性があります。
ただし、学習能力が高いのでカラス除け対策の効果は長く続かないことが多いです。
カラスよけ(人形タイプ)
本物そっくりカラスで撃退します。
逆さに吊るして仲間が死んでいると思わせる方法もあります。
カラス・ハトよけ(反射タイプ)
キラキラ反射し不規則に動くことで、カラスやハトが警戒して近づかなくなります。