洗面台・トイレの掃除の便利アイテム
家族全員が毎日使うトイレと洗面台。
いつでも気持ちよく使うために、汚れに気が付いたら各自がすぐにひと拭きする習慣をつけておきましょう。
しつこい汚れを残さないためのコツは、汚れの程度が軽いうちに定期的な掃除を行うことです。
今回は、洗面台とトイレの掃除の方法を紹介します。
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洗面台の掃除
洗面ボウルは水滴を残さないよう拭いておけば、ピカピカに保つことができます。
汚れが付いた場合には、クリームクレンザーで磨きましょう。
蛇口の付け根などは歯ブラシを使って落とします。
ボウル、蛇口とも水拭きをしてから乾拭きをするときれいになります。
水栓金具の水垢
蛇口などの水栓金具の表面に浮き出た白い汚れは、水道水のカルシウム分が凝固した水垢です。
水を含ませたナイロンたわしで力を入れずにこすり落とします。
頑固な茶色のシミともらいサビ
蛇口下にできる茶色のシミは水道水の鉄分が原因です。
また、鉄製の缶やヘアピンを洗面台に置きっぱなしした場合、サビが移ることがあります。
どちらも、軽いうちならクリームクレンザーでこすり落とすことができますが、それで落ちない場合には、還元系漂白剤が有効です。
陶器、ホーロー、タイル、ステンレス、プラスチック、人造大理石ならすべて使えるので、キッチンや浴室などでも利用できます。
還元系漂白剤を使用するときには、シミやサビの部分に50℃くらいのお湯をかけてから、漂白剤をふりかけ、20分ほど置いてからナイロンたわしでこすります。
鏡
鏡は、固く絞ったぼろ布で拭き上げます。
こびりついた汚れはクリームクレンザーをつけた歯ブラシなどでこすり洗いします。
そのあと、窓ガラス掃除の要領で、乾いたぼろ布や新聞紙を丸めたものなどで乾拭きするときれいになります。
トイレの掃除
便器の内側
洗剤の選び方
こまめにブラシでこすり洗いをする場合には、中性タイプの洗剤がおすすめです。汚れがこびりついてしまった場合には、黒ずみや黄ばみなら漂白作用のある塩素系洗剤、水垢や尿石(尿のカルシウム分)がついている場合には、イオン分解する酸性タイプの洗剤を使うと効果的です。洗剤を噴射して少し時間をおいてからブラシでこすり洗いします。
通常のこすり洗い | 中性タイプの洗剤 |
黒ずみ、黄ばみ | 塩素系洗剤 |
水垢や尿石 | 酸性タイプの洗剤 |
日常の掃除で落ちない汚れ
洗剤をかけて、トイレブラシでこすっても汚れが落ちない場合には、湿布法を試してみます。トイレットペーパーを2重に重ねて、汚れの上に敷き、そこにトイレ用洗剤をかけて30分ほど置いてからぶらしでこすります。
洗剤でも落ちない頑固な汚れ
洗剤でも落ちない黄ばみ、黒ずみ、輪じみなどは、専用の研磨用スポンジまたは耐水サンドペーパーでこすり落とします。目が粗いサンドペーパーでこすると便器にキズが付き、かえって汚れが付きやすくなるので注意します。
まずは、1500番から1200番でこすり、それでだめな汚れは1000番を使います。1000番より洗いものは使用しません。
便器の縁の裏側
便器の縁の裏側の汚れは水垢とカビなので、洗剤なしでもこすり洗いをすればきれいになります。普通のトイレブラシでは届きにくいので、歯ブラシなどを使って隅まできれいにこすります。落ちにくい場合にはクリームクレンザーを使うとよいです。
シャワートイレのノズル
ノズル掃除ボタンを押すとノズルが出るタイプ、手で引き出すタイプなど、掃除のときのノズルの出し方は製品によって異なるので説明書を確認しましょう。
ノズルを引き出して、噴射口の穴の水垢などを歯ブラシでこすり洗いします。
ノズルは無理にひっぱったり、曲げたりしないように気を付けます。
便器まわり
日頃の掃除には、トイレに流すこともできる専用のウェットシートが便利です。
タンク、便座、便器というように、汚れの少ない場所から順に拭きます。
トイレの床、とくに便器の足元も汚れやすい箇所なので、丁寧に拭き掃除します。
拭き掃除が終わったら、シートが溶けやすいように広げて流します。
洗剤を使って拭き掃除をする場合には、フタなどのプラスチック部分は強い洗剤を使うと劣化します。中性か弱アルカリ性の洗剤(トイレ用のほか、住宅用、台所用でも可)を使って最後に水拭きをします。
フタとの連結部分
手が入らない丁番部分などは、割りばしや割りばしにぼろ布を巻き付けたものや、歯ブラシ、綿棒などに水、または洗剤をつけてこすります。洗剤を使った場合には、水拭きをして洗剤の成分を取ります。
タンク周辺
手洗い器
スポンジか雑巾で水拭きをしてホコリなどを拭き取ります。汚れがひどい場合には、クリームクレンザーを使うのもよいです。
ただし、洗剤をタンク内に流すと故障の原因になるので、使用後は水拭きを繰り返して取り除きます。
それでも落ちない黒ずみや茶色のシミは、1500番の耐水サンドペーパーに水と石鹸をつけてこすり落とします。
手洗管の金具が白く曇っている場合には、スポンジにクリームクレンザーをつけてこすります。
付け根部分は歯ブラシを使ってこすると簡単です。
その後、水拭きをして洗剤の成分をよく取り除いてから、乾いたぼろ布で乾拭きします。
パイプ
水拭きで落ちない汚れは、クリームクレンザーで磨きます。細かな部分は歯ブラシを使うと隅まできれいになります。
乾拭きしたあとは、防錆材を含ませたぼろ布で拭くとサビにくくなります。
水洗タンクの外側は結露しやすい場所で、とくに寒い季節や梅雨などの時期は注意が必要です。
ひどくなると床などが水浸しになるうえ、タンクの裏側や床にカビが生えることもあります。
濡れているのを見つけたら、すぐに乾いた雑巾で拭き取りましょう。
あまりに結露がひどい場合には、結露吸水テープを貼る方法もあります。