布団の押し入れ収納アイテム
押し入れは布団にピッタリの大きさに作られた専用の収納スペースです。
ただ、押し入れの収納スペースをふとんだけで占有するのはもったいないです。
前回「雑貨の押し入れ収納方法」でご紹介したように、押し入れには布団以外のものを収納できます。
そのために、布団をコンパクトかつ機能的に収納して快適な押し入れ収納を実現しましょう。
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押し入れの湿気対策
押し入れ収納を考えるときに肝心なのは湿気対策です。
押し入れは湿気がこもりがちになるので、毎日使う布団を収納される方はなおさら湿気対策をしておく必要があります。
湿気があるとカビやダニ発生の原因にもなるので、湿気対策は万全にしましょう。
布団は起床後、1時間ほど経ってから押し入れにしまうのが理想的です。
すのこでの湿気対策
すのこを床面、壁面に置いておけば、隙間ができて空気が循環して通気性が向上します。
さらに、晴れた日はふくまを全開にして扇風機で風を送るなど通風をよくするように心掛けましょう。
結露がひどい場合には吸湿剤を併用すると安心です。
すのこを押入れに設置するときには、すのこの脚部を両面テープで貼り付けるとすのこが転倒したりずれたりする心配がありません。
壁面との隙間にシートタイプの吸湿剤をはさんでおくと、さらにカビ予防に効果的です。
吸湿剤で湿気対策
吸湿剤を使う場合には、まめにチェックして効果が無くなったサイン(ジェル状態になる、一定量まで水がたまる、色が変わるなど)が出たら、新しいものに交換します。
湿気取り ふとん用
パックを布団にはさんでおき、吸湿するとジェル状態になるタイプのものです。
除湿・消臭シート
除湿や防虫に効果のある押し入れ用シートです。
除湿棒
押し入れの隙間に設置できる細長いタイプのものです。
ドライペット
吸った水が容器の底にたまるタイプのものです。
布団の押し入れ収納方法
毎日使う布団の収納
普段使っている布団は、押し入れの中でもっとも出し入れしやすい上段にしまうのがベストです。
布団台や衣装ケースを利用するとスペースを有効活用できます。
布団台
収納する布団が少ない場合には高さが無駄になってしまいます。押し入れ用の布団台や棚を使って収納場所を確保しましょう。
布団のサイズに合わせて幅を調節できる布団台を設置すると、下部に収納スペースを作ることができます。
衣装ケース
押し入れ専用の奥行きのある衣装ケースを並べて、その上に布団を収納すると押し入れの高さを有効に使えます。衣装ケースには、衣類のほかにシーツなどをしまうとよいです。
押し入れの下段に布団を収納する方法
押し入れの下段に布団をしまうには、腰をかがめなくてはならず意外と面倒です。そんなときには、手前へ引き出せるキャスター付きのすのこと布団台を組み合わせると便利です。布団を上段にしまうのが大変なお年寄りや背の低い子供に最適です。
来客用、シーズンオフの布団の収納
来客用の布団やシーズンオフの布団は、普段は使わないのに押し入れのスペースを取ってしまいます。
これらをいかにうまく収納できるかが押し入れ収納のポイントになります。
布団用圧縮袋
布団を圧縮袋に入れて掃除機で空気を吸い出すと、布団内の空気も抜けてコンパクトに収納できます。ただし、羽毛布団、羊毛布団には圧縮袋は使えないので注意が必要です。
袋に入れる前には、よく日に干すか布団乾燥機で湿気を取ってから収納します。
使用するときには、干すか布団乾燥機にかけると元に戻ります。
圧縮すると約3分の1の厚みになるので、そのぶん押し入れのスペースを有効に使うことができます。
羽毛布団、羊毛布団の収納
羽毛布団や羊毛布団は、購入時に付属するケースに入れて収納します。ケースがない場合には、小さくコンパクトにまとめてひもをかけてから、ほこりよけに布団圧縮袋に入れるか、古いシーツなどで包んで収納するとよいです。羽毛布団は軽いので天袋にも収納できます。
圧縮袋を使用できない布団は、専用の収納袋に入れておくと形が定まるので扱いやすく、見た目もすっきりします。
隙間がないように上手に収納するには、大きな布団袋ひとつよりもいくつかに小分けにして入れた方がよいです。
布団の収納方法アイデア
布団を積み重ねるのではなく、布団袋やポールを使うなどして取り出しやすくすっきり見える方法を考えましょう。
突っ張り式の間仕切りネットを使えば、座布団やマットレスを立てて収納することも可能です。
高さを効率的に使えて収納力がアップします。
布団圧縮袋で薄くなった布団も同様に収納するとよいです。
布団袋を使い勝手の悪い奥に立ててしまえば、手前を有効に使うことができます。
敷き布団や圧縮袋に入れた布団も奥に収納します。
転倒防止には、バーの取り外しが簡単にできるU字ソケットとポールで作るストッパーがおすすめです。